先生の紹介

Hannah先生 (イギリス出身)

2small_Hanna

Faith Wright先生 (USA出身)

IMG_4199_

メアリー・ティミッシュ(Mary Themmish)先生 (1994~1996年在任;1970年アメリカ・イリノイ州生まれ)

メアリー先生は当校創立年度より、多くの生徒たちに 慕われた人気の先生でした。3年弱の間で、生徒の皆さん方の英語力を大きく伸ばしてくれました。

イリノイ大学ライターズワークショップ卒業です。現在、ハイスクールの先生をしながら 作家として世に出ることを夢見ています。

エッセイ 『桜の木の下で英語を教えて』 -メアリー・ティミッシュ;(松木すづ子:意訳)

想い起せば、日本との絆は、小学生の頃習った「さくら、さくら」の歌に始まりました。その美しいメロディーにひかれ、一度は訪れてみたい国だと思っていました。その願いは、英語教師として和歌山に赴任することで、1993年に実現しました。

先日、満開の桜の下を歩いていると、一年間の和歌山での生活が走馬灯のように目に浮かんできました。その一年間は、東洋の叡智との出会いであり、私の人生観の根幹に影響を与えました。再度、日本の土を踏み、今は、大都会東京に住んでいますが、東洋の奥深い叡智に触れ、教師としての喜びを味わう日々であることには、田舎にいた当時と何ら変わりません。

小さな靴、小さな足、子供たちは、元気一杯で教室に入ってきます。まるで、ポケット一杯に集めた太陽の光をいっせいに取り出したかのように。「センセイ!センセイ!」彼らは、時々約束に反して日本語を話します。それは、私には理解出来ないこともあります。でも笑顔でうなずくだけで、子供たちは大いに満足し、レッスンが始まります。

コミュニケーションのもっとも重要な要素は何でしょうか?言葉でしょうか? 私のこの疑問に子供たちは応えてくれました。「うれしい」と伝えたかったら、微笑みさえすればいいのだと。「悲しい」と伝えたかったら、「悲しい顔」をすればいいのだと。子どもの世界では、目と目で喜びを分かち合うこと以上の言葉はありません。

教師としての私の願いは、子供たちが一つでも多くの英語を覚えてくれることです。人間としての私の願いは、皮膚の色の違いを超えて、私たちが特別で純な世界の住人になれること -私たちが思いやりのある心で結ばれることです。

大人のクラスでは、英語で一応意思の疎通は出来ます。しかし、ここでも、言葉によるコミュニケーションの限界を感じます。相手の価値観・文化的背景・人生経験等々を尊重する心こそが、何よりも大切であると感じざるを得ません。大人の生徒たちから日本の生活様式等々についての多くのことを学びました。私たちは、 子供時代・教育・職場の生活・家庭生活・宗教等々に関する東洋と西洋の違いについて話合います。そして、人種の違いを超えて、普遍的に共感できる人間性があるという確信を得ました。

東京に住んでいても、ニューヨークに住んでいても、温かな太陽の恵を享受出来ます。桜の下を歩いていても、りんごの花の下を歩いていても、その美しさを愛でる心は同じです。例え、いかなる文化圏に属していても、平和を愛し、人生の喜びを大切に思う心は 一つである -そんな想いを日々新たにしています。

Mary先生以降も、ベルグレイヴの先生方は皆さんこのような気持ちで子供たちの指導に取り組んでくれています。 もちろん先生はほかにもたくさんいらっしゃいます。随時紹介していく予定です。